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公開日:2018.7.18

自賠責保険の慰謝料はいつもらえる?支払い時期を解説

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事

自賠責保険の慰謝料は、通院終了時点からいつでも支払いを求めることが可能です。また、通院終了前に仮払いを受けることも可能です。

 

図:事故発生から示談までの流れ

事故発生から示談までの流れ

この記事では自賠責保険の慰謝料を受け取れる時期・請求方法について解説していきます。ご自身が慰謝料をもらえるタイミングの目安を確認したい場合には、参考にしてみてください。

 

 

慰謝料がもらえるタイミングは治療終了後

冒頭でも紹介したとおり、自賠責保険の慰謝料を受け取れるのは、通常は治療行為が終了した後です。

 

また後遺障害について自賠責保険から補償を受けるのであれば申請、審査、認定の手続を受けてから補償を受けることが可能です。

 

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治療終了前に自賠責保険の保険金を受け取れる仮渡金制度とは

実は、治療終了前でも自賠責保険の保険金を受け取る方法として、仮渡金制度というものが存在します。保険金を少しでも早く受け取りたい場合には、以下の手続きを検討してみてください。

 

仮渡金制度とは、被害者が交通事故によって経済的に困窮しないよう定められた制度です。この制度を利用すれば、治療が終了する前の段階でも以下のルールで定められている保険金を受け取ることができます

 

仮渡金制度で受け取れる保険金

1:死亡者1人につき 290万円

2:以下の傷害を受けた者1人につき40万円

  • 脊柱の骨折で脊髄を損傷したと認められる症状を有する場合
  • 上腕又は前腕骨折で合併症を有する場合
  • 大腿又は下腿の骨折
  • 内臓破裂で腹膜炎を起こした場合
  • 14日以上入院を要する傷害で30日以上の医師の治療が必要な場合

3:以下の傷害を受けた者1人につき20万円

  • 脊柱の骨折
  • 上腕又は前腕の骨折
  • 内臓破裂
  • 入院を要する傷害で30日以上の医師の治療を必要とする場合
  • 14日以上の入院を必要とする場合

4:11日以上の医師の治療を要する傷害を受けた者1人につき5万円

【参考】自動車損害賠償保障法施行令第5条

 

なお、厳密にはこの制度で請求できる保険金は慰謝料ではなく治療費ですが、自賠責保険の先払い制度の1つとして紹介させていただきました。

 

まとめ

自賠責保険の慰謝料がもらえるタイミングは治療終了後です。ただ、一定の場合は治療終了前でも仮払いを求めることが可能です。

 

この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。
編集部

本記事は交通事故弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※交通事故弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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