累計相談数
104,700
件超
累計サイト訪問数
3,823
万件超
※2024年10月時点
ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ) > 交通事故コラム > 後遺障害等級・申請方法 > 後遺障害の認定期間の目安|被害者請求での申請が最も早い
キーワードからコラムを探す
更新日:

後遺障害の認定期間の目安|被害者請求での申請が最も早い

三休橋法律事務所
舘 泰史 弁護士
監修記事
後遺障害の認定期間の目安|被害者請求での申請が最も早い

後遺障害診断書を保険会社に提出して等級が認定されるまでの期間は早くて1ヶ月、遅い場合は2~3ヶ月程度かかります。なお、自賠責損害調査事務所のデータによると、90%以上の申請が2ヶ月以内に認定されています。

認定までにかかる期間

申請件数に占める割合

30日以内

78.4%

31日~60日

11.6%

61日~90日

5.5%

91日超

4.5%

【参考】自動車保険の概要-2018年度

見て分かるとおり、後遺障害の等級認定にかかる期間が3ヶ月を超えるケースは滅多にありません。3ヶ月を過ぎても通知が返ってこないようなら、手続きの進行状況を問い合わせた方がよいでしょう。

この記事では後遺障害申請から認定までの流れと審査期間が長引いているときの対処法をご紹介します。もし認定通知がくるまでの期間に不安を感じているのであればぜひ参考にしてみてください。

後遺障害申請と適切な等級獲得には弁護士依頼がオススメ
は、交通事故分野に強い弁護士を多数掲載中!
後遺障害等級・申請方法に強い
無料相談できる弁護士一覧
【被害者専門の相談窓口】北千住支店 アディーレ法律事務所
東京都足立区千住2-4オカバツインタワービルイースト4F
提示された賠償金に納得がいかない方は、アディーレへご相談を!適正な賠償金を受け取るためにサポートします◆自転車・バイク事故にも対応◆  
電話番号を表示
メール問合せ
【被害者専門の相談窓口/電話相談OK】 アディーレ法律事務所
岐阜県岐阜市吉野町6-31岐阜スカイウイング37 東棟2F
提示された賠償金に納得がいかない方は、アディーレへご相談を!適正な賠償金を受け取るためにサポートします◆自転車・バイク事故にも対応◆  
電話番号を表示
メール問合せ
【全国対応|交通事故の被害者専用】弁護士法人・響
沖縄県那覇市久茂地2-22-10那覇第一生命ビルディング3階
【着手金0円/完全成功報酬】【賠償金の交渉に自信】あなたの慰謝料を最大化するためにフルサポート。【メール問合せ歓迎!】交通事故の被害者・お怪我のある方・病院/保険会社との交渉を弁護士に依頼したい方はご連絡を

 

後遺障害申請から認定までの流れ

後遺障害申請における事前認定の流れ

上図が後遺障害診断書を保険会社に提出して後遺障害が認定されるまでの大まかな流れです。保険会社は被害者から後遺障害診断書を受け取ったら他の必要書類やレントゲンなど画像の準備を済ませ、自賠責保険会社に後遺障害の認定審査を申請します。

その後、自賠責保険会社から認定結果が保険会社に通知されて被害者にもその結果が伝えられます。

後遺障害認定に時間がかかる原因

後遺障害認定の期間が長引く原因は間に入っている保険会社の対応に遅れがあることが考えられます。以下では後遺障害認定が遅れる主な要因を2つご紹介します。

保険会社で手続きが進んでいない

保険会社の担当者が数十件から百件を超える事故案件を同時に対応している状況は珍しくありません。そのため、保険会社の担当者が忙しかったりご自身の事故の優先度が低く扱われたりしている状況だと、自賠責保険会社への申請まで多くの時間がかかってしまいます。

自賠責保険会社が受け付けてから認定を出すまでの期間は、よほど複雑な障害の申請でない限り誤差が生じることは少ないので、認定が遅れている場合は保険会社で手続きが止まっていることが要因と考えられます。

病院の対応が遅れている

後遺障害の等級審査機関は提出された後遺障害診断書だけでは判断が難しい状況だと、医師に問い合わせをして詳細の確認を行おうとしますが、医師がなかなか対応してくれず手続きが進められないケースも多いといわれています。

保険会社の担当者と同様に医師も多くの患者を診ているので、多忙な時期だと対応が追い付かない状況も十分にありえるでしょう。この状況は被害者の立場ではどうしようもないので、医師が対応してくれるのを気長に待つしかありません…。

後遺障害認定が遅れている時の対処法

後遺障害認定が遅れている時の対処法を2つご紹介します。確実とはいえませんが、何もせずに過ごすよりは手続きがスムーズに進めやすくなるかもしれません。

保険会社に小まめに連絡をする

後遺障害診断書から1ヶ月過ぎても何も連絡がない場合には、まず保険会社へ手続きの進行状況を確認してみることをおすすめします。

もし保険会社がまだ自賠責保険会社への申請を済ませていないようなら、定期的に手続きの進行状況を小まめに確認するとよいでしょう。保険会社の担当者に自分の案件が優先度の高いものと認識してもらえれば、手続きを早く進めてもらえることもあります。

弁護士に依頼して被害者請求に切り替える

保険会社に後遺障害認定の手続きを依頼している最中でも被害者自身が手続きを進める被害者請求へ途中で切り替えることが可能です。(被害者請求の詳細は以下の『被害者請求で申請した場合の期間』で解説あり)

保険会社の対応が遅れて手続きが進まない状況ならば、ご自身で手続きを進めた方が結果的に後遺障害の認定が早まるかもしれません。

ただし、被害者請求は被害者本人だけでも行える手続きですが、手続きに不備があると、何度も書類の訂正や追加資料の提出を求められたり、真正のやり直しが必要になったりして認定期間が長引いてしまうこともありますし、結果的に適正な等級認定を受けらないおそれもあります。ご自身で手続きを進めるのが不安な場合、弁護士への依頼を検討した方がよいでしょう。

⇒【初回相談無料】交通事故の後遺障害が得意な弁護士一覧

被害者請求で申請した場合の期間

後遺障害申請における被害者請求の流れ

被害者請求とは、被害者本人が必要書類を用意して自賠責保険会社に提出する申請方法です。以下では被害者請求をした場合の認定期間について解説をします。

自賠責保険会社に申請前の期間を短縮できる

被害者請求では自賠責保険に提出した後の期間は変わりません。しかし、保険会社を介さずに必要書類の用意をご自身で行うことになるため、手際よく準備を進められれば認定までの期間を短縮できる可能性があります。

被害者請求の方法や必要になる書類については『後遺障害を被害者請求でするべき状況と必要書類まとめ』の記事で解説しているので、詳細が知りたい場合はそちらも参考にしてください。

弁護士に依頼することで準備期間を更に短縮できる

被害者請求は弁護士へ依頼をすれば手続きを一任できますし、経験豊富な弁護士であれば速やかに準備を進めてくれるので申請までの処理速度の向上が期待できます。

また、弁護士に被害者請求を依頼すれば適正な後遺障害等級が認定されやすくなります。特にむちうちや高次脳機能障害といった外傷がなく後遺障害の判断が難しい事案について後遺障害申請をする場合、弁護士に依頼することで、認定期間の短縮や慰謝料の増額などが期待できます。

⇒【初回相談無料】交通事故の後遺障害が得意な弁護士一覧

後遺障害認定の期限

後遺障害認定は何度でも再申請が認められていますが、時効による期間制限があるので注意が必要です。具体的には、後遺障害に関わる後遺障害認定や損害賠償請求は症状固定(治療をしても回復が見込めない状態)から3年の時効があります。異議申立てやその後の示談交渉をする時間も考えると遅くとも症状固定後2年までには後遺障害申請を済ませておいた方がよいでしょう。

とはいえ、後遺障害申請の90%は2ヶ月以内に認定結果が出ますので、申請手続きを怠らなければ損害賠償請求の時効を迎えることはほぼありません。

しかし、一度目の後遺障害申請で「後遺障害に該当しない(非該当)」との結果が出てしまったり、希望通りの等級が認定されなかったた場合には、被害者請求のやり直し、または『異議申し立て』による再審査などの手続きが必要になり、手続きが年単位で長引くケースもあります。その場合はご自身だけで対応せず可能な限り早めに弁護士に相談することをおすすめします。

は、交通事故分野に強い弁護士を多数掲載中!
後遺障害等級・申請方法に強い
無料相談できる弁護士一覧
【被害者専門の相談窓口】北千住支店 アディーレ法律事務所
東京都足立区千住2-4オカバツインタワービルイースト4F
提示された賠償金に納得がいかない方は、アディーレへご相談を!適正な賠償金を受け取るためにサポートします◆自転車・バイク事故にも対応◆  
電話番号を表示
メール問合せ
【被害者専門の相談窓口/電話相談OK】 アディーレ法律事務所
岐阜県岐阜市吉野町6-31岐阜スカイウイング37 東棟2F
提示された賠償金に納得がいかない方は、アディーレへご相談を!適正な賠償金を受け取るためにサポートします◆自転車・バイク事故にも対応◆  
電話番号を表示
メール問合せ
【全国対応|交通事故の被害者専用】弁護士法人・響
沖縄県那覇市久茂地2-22-10那覇第一生命ビルディング3階
【着手金0円/完全成功報酬】【賠償金の交渉に自信】あなたの慰謝料を最大化するためにフルサポート。【メール問合せ歓迎!】交通事故の被害者・お怪我のある方・病院/保険会社との交渉を弁護士に依頼したい方はご連絡を
この記事をシェアする

弁護士に相談するかお悩みの方へ

下のボタンからあなた当てはまるものを選んで悩みを解消しましょう。

弁護士が必要か分からない方
保険会社に相談
弁護士に相談
自力で解決

弁護士に相談する以外にも様々な方法があります。
あなたは弁護士に相談すべきかを診断してみましょう。

\ 最短10秒で完了 /

弁護士の必要性を診断する無料
弁護士の費用が心配な方

弁護士費用特約があれば 実質0円で依頼できます!

多くの保険会社では、被害者1名につき最大300万円までの弁護士費用を負担してくれます。特約があるか分からない方でも、お気軽にご相談ください。弁護士と一緒にご確認した上で依頼の有無を決めて頂けます。

特約を利用して弁護士に相談する
弁護士の選び方が分からない方

交通事故問題を依頼する弁護士の選び方にはポイントがあります。

  • 過去の解決事例を確認する
  • 料金体系が明確である弁護士を選ぶ
  • 交通事故問題が得意な弁護士から選ぶ

等です。

詳しくは以下の記事を読んで、正しい弁護士の選び方を理解した上で弁護士に相談しましょう。

弁護士の選び方について詳しくみる
東京
神奈川
福岡
大阪
京都
愛知
【被害者専門の相談窓口】北千住支店 アディーレ法律事務所

提示された賠償金に納得がいかない方は、アディーレへご相談を!適正な賠償金を受け取るためにサポートします◆自転車・バイク事故にも対応◆  

事務所詳細を見る
東京中野法律事務所

オンライン相談で全国対応】【解決実績200件以上|完全成功報酬後遺障害認定/慰謝料増額/専業主婦の休業補償など対応◆保険会社との交渉に自信◎◆交通事故被害に遭われた方はご相談を詳細は写真をタップ!

事務所詳細を見る
弁護士 足立 正(日比谷Ave.法律事務所)

トリプル0円でリーズナブル!一人の弁護士が最後まで対応弁護士費用特約で自己負担0円後遺障害等級・賠償金獲得ならお早めにご相談ください歴17年経験豊富な弁護士が証拠収集に向けて徹底的に動きます

事務所詳細を見る
東京都の弁護士一覧はこちら
あらゆる事故に備える!ベンナビ弁護士保険
弁護士費用を補償

交通事故や自転車事故など、事故はいつ起きてしまうか分からないものです。弁護士費用を用意できず泣き寝入りとなってしまうケースも少なくありません。

ベンナビ弁護士保険は、弁護士依頼で発生する着手金を補償する保険です。

交通事故だけでなく、自転車事故、労働問題、離婚、相続トラブルなど幅広い法的トラブルで利用することができます。

無料で資料ダウンロード
弁護士費用を負担してくれる
弁護士保険で法律トラブルに備える
弁護士保険に関する資料のお届け先
氏名
必須
フリガナ
必須
電話番号
必須
メールアドレス
必須
この記事の監修者
三休橋法律事務所
舘 泰史 弁護士 (大阪弁護士会)
人通りの多い橋を休めるために造られた橋『三休橋』のように、困っている人たちの心が休まる場所でありたいという願いから、三休橋法律事務所を設立。示談交渉のプロとして、依頼者1人1人に親身に寄り添う。
編集部

本記事はベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ交通事故(旧:交通事故弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

後遺障害等級・申請方法に関する新着コラム

後遺障害等級・申請方法に関する人気コラム

後遺障害等級・申請方法の関連コラム


後遺障害等級・申請方法コラム一覧へ戻る
弁護士の方はこちら