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後遺障害等級第3級で獲得できる慰謝料の相場と増額方法
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2018.2.14
後遺障害 弁護士監修記事

後遺障害等級第3級で獲得できる慰謝料の相場と増額方法

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後遺障害第3級の労働喪失率は100%です。交通事故の被害で後遺障害第3級が認定されてしまった場合、今後の人生で就業をするのは難しい状態であるため、その分、被害者が請求できる慰謝料や損害賠償は高額になりやすいでしょう。

 

この記事では、後遺障害3等級の慰謝料の相場額と慰謝料を増額する請求のコツをご紹介します。不幸にも交通事故の被害に遭って後遺障害慰謝料の請求を行う場合には、この記事をお役立ていただければ幸いです。

 

適切な額の後遺障害慰謝料を請求するには?

弁護士に依頼すると、法律に基づいた適切な額の慰謝料を請求できます。

(後遺障害3級の後遺障害慰謝料)

自賠責基準は、あくまで最低限の補償に過ぎません。
適切な額の後遺障害慰謝料を獲得できるか不安
・これから後遺障害の申請をしようとしている
適切な等級が得られるか心配

上記のような方は、お住まいの地域から弁護士を検索し、一度助言をもらっておくことをおすすめします。

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 【目次】
後遺障害等級3級の場合に獲得できる慰謝料の額
後遺障害等級3級の慰謝料を増額させるには
後遺障害慰謝料を弁護士基準(裁判所基準)で受ける
入通院慰謝料も弁護士基準で請求
後遺障害等級第3級で獲得できた慰謝料の判例
適切な後遺障害認定を獲得する方法
まとめ

 

後遺障害等級3級の場合に獲得できる慰謝料の額

後遺障害慰謝料には3つの基準があり、自動車を持っている人が必ず入る自賠責保険基準、保険会社の相場を基準とした任意保険基準、裁判所の過去の判例を基に算出する弁護士基準があります。
 
そしてもっとも高額となるのが弁護士基準です。

表:後遺障害慰謝料の相場(上:自賠責、中:任意保険(推定)下:弁護士)

第1級

第2級

第3級

第4級

第5級

第6級

第7級

1,100万円

958万円

829万円

712万円

599万円

498万円

409万円

1,600万円

1,300万円

1,100万円

900万円

750万円

600万円

500万円

2,800万円

2,370万円

1,990万円

1,670万円

1,400万円

1,180万円

1,000万円

第8級

第9級

第10級

第11級

第12級

第13級

第14級

324万円

245万円

187万円

135万円

93万円

57万円

32万円

400万円

300万円

200万円

150万円

100万円

60万円

40万円

830万円

690万円

550万円

420万円

290万円

180万円

110万円

 
後遺障害等級第3級の後遺障害慰謝料は、最も高い弁護士基準で1990万円になります。自賠責基準の場合では829万円ですので、約1000万円もの差が生まれていることになりますね。
 
自賠責基準は最低限度の保証ですので、最も高額な弁護士基準で慰謝料を請求する為には、後遺障害が得意な弁護士に依頼した上で、保険会社と交渉する必要があります。
 
つまり、弁護士に依頼することで、後遺障害慰謝料を含む加害者への損害賠償金が大幅にアップする可能性が高いということです。
 

後遺障害等級3級の慰謝料を増額させるには

ここまで算出した慰謝料や損害賠償額は、自賠責保険という最低限の保証を目的とした基準で算出された金額のため、弁護士に依頼することでそれを適正な金額まで引き上げることができます。
 

後遺障害慰謝料を弁護士基準(裁判所基準)で受ける

表:後遺障害慰謝料の基準別の違い(上:自賠責、下:弁護士)

第1級

第2級

第3級

第4級

第5級

第6級

第7級

1,100万円

958万円

829万円

712万円

599万円

498万円

409万円

2,800万円

2,370万円

1,990万円

1,670万円

1,400万円

1,180万円

1,000万円

第8級

第9級

第10級

第11級

第12級

第13級

第14級

324万円

245万円

187万円

135万円

93万円

57万円

32万円

830万円

690万円

550万円

420万円

290万円

180万円

110万円



・後遺障害慰謝料 829万円 → 1,990万円
 

入通院慰謝料も弁護士基準で請求

表:通常の弁護士基準による入通院慰謝料の表(単位:万円)

 

入院

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

13月

14月

15月

通院

 

53

101

145

184

217

244

266

284

297

306

314

321

328

334

340

1月

28

77

122

162

199

228

252

274

191

303

311

318

325

332

336

342

2月

52

98

139

177

210

236

260

281

297

308

315

322

329

334

338

344

3月

73

115

154

188

218

244

267

287

302

312

319

326

331

336

340

346

4月

90

130

165

196

226

251

273

292

306

316

323

328

333

338

342

348

5月

105

141

173

204

233

257

278

296

310

320

325

330

335

340

344

350

6月

116

149

181

211

239

262

282

300

314

322

327

332

337

342

346

 

7月

124

157

188

217

244

266

286

304

316

324

329

334

339

344

 

 

8月

139

170

199

226

252

252

274

292

308

320

328

333

338

 

 

 

9月

139

170

199

226

252

274

292

308

320

328

333

338

 

 

 

 

10月

145

175

203

230

256

276

294

310

322

330

335

 

 

 

 

 

11月

150

179

207

234

258

278

296

312

324

332

 

 

 

 

 

 

12月

154

183

211

236

260

280

298

314

326

 

 

 

 

 

 

 

13月

158

187

213

232

262

282

300

316

 

 

 

 

 

 

 

 

14月

162

189

215

240

264

284

302

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15月

164

191

217

242

266

288

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



表:むち打ち症で他覚症状がない場合に適用される入通院慰謝料表(単位:万円)

 

入院

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

13月

14月

15月

通院

 

35

66

92

116

135

152

165

176

186

195

204

211

218

223

228

1月

19

52

83

106

128

145

160

171

182

190

199

206

212

219

224

229

2月

36

69

97

118

138

153

166

177

186

194

201

207

213

220

225

230

3月

53

83

109

128

146

159

172

181

190

196

202

208

214

221

226

231

4月

67

95

119

136

152

165

176

185

192

197

203

209

215

222

227

232

5月

79

105

127

142

158

169

180

187

193

198

204

210

216

223

228

233

6月

89

113

133

148

162

173

182

188

194

199

205

211

217

224

229

 

7月

97

119

139

152

166

175

183

189

195

200

206

212

218

225

 

 

8月

103

125

143

156

168

176

184

190

196

201

207

213

219

 

 

 

9月

109

129

147

158

169

177

185

191

197

202

208

214

 

 

 

 

10月

113

133

149

159

170

178

186

192

198

203

209

 

 

 

 

 

11月

117

135

150

160

171

179

187

193

199

204

 

 

 

 

 

 

12月

119

136

151

161

172

180

188

194

200

 

 

 

 

 

 

 

13月

120

137

152

162

173

181

189

195

 

 

 

 

 

 

 

 

14月

121

138

153

163

174

182

190

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15月

122

139

154

164

175

183

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
・入通院慰謝料 :126万円 → 233万円(158万円)
 

後遺障害等級第3級で獲得できた慰謝料の判例

判例①

時期:平成11年1月
対象:38歳の男性
事故:普通自動車に追突
外傷:頭蓋骨骨折、くも膜下出血、遷延性意識障害などの傷害
障害:高次脳機能障害が残り後遺障害等級3級3号と認定
 
弁護士が慰謝料増額を請求し、慰謝料の裁判基準額1,990万円のところ、2,100万円に増額。損害賠償金は合計1億5,963万392円となる。
 

判例②

時期:平成2年8月23日判決
対象:68歳男性
事故:バスに衝突される
外傷:頸髄損傷、頭蓋骨陥没骨折、四肢麻痺、膀胱障害
障害:後遺障害等級3級
 
弁護士が慰謝料増額を請求し、慰謝料の裁判基準額1,990万円のところ、2,000万円に増額。損害賠償金は合計4,965万2,142円となる。
 

適切な後遺障害認定を獲得する方法

後遺障害等級の認定を確実に取りたいなら、必ず「被害者請求」で行う事です。保険会社が申請手続きなどのすべてを行ってくれるのが通常ですが、その申請を被害者自身が診断書などの書類を揃えて行うことで、より等級が取りやすくなる詳しい内容の書類を提出することが可能になります。
 
被害者請求の具体的な手順は「交通事故の損害賠償を被害者請求で行うべき理由」をご覧いただければと思いますので、参考にして頂ければ幸いです。

また、確実に後遺障害3級に認定されるためにも「後遺障害認定の全てがわかる|後遺障害認定を得る全知識」も合わせて参考にしてください。
 

まとめ

いかがでしたでしょうか。弁護士に依頼することで、費用はかかりますが、望んだ結果に近づきやすいことがわかっていただけたかと思います。しかし、弁護士なら誰でもいいわけではありません。今回のようなケースであれば、必ず交通事故を得意とする弁護士を選択することが大事です。
 
せっかく依頼するのであれば、裁判でも負けないような専門家を選んで頂ければと思います。弁護士を選ぶコツや探し方を確認したい場合はぜひ以下の記事もご覧ください。

 

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後遺障害とは|等級の認定基準・診断書作成から申請の流れを解説

後遺障害診断書の書き方と等級獲得を容易にする8つの手順

後遺障害等級第3級の症状と認定を受けられる後遺症の具体例

 

後遺障害3級の適正な等級を獲得するなら、弁護士への相談が最適です


後遺障害等級3級の獲得は加害者側の保険会社が行うのが通常ですが、「不備のある診断書」「細かい症状が記載されていない」などが起こり、「後遺障害等級が認められない」、あるいは「低い等級認定」となってしまうケースが多発しております。

もしあなたが、「後遺障害等級3級を獲得したい」「適正な等級なのか判断したい」「後遺障害慰謝料の増額をしたい」とお考えであれば、保険会社との示談交渉が進む前に「後遺障害問題を得意とする専門の弁護士」へ相談をされる事をおすすめします。

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 1級  ▶ 後遺障害等級1級に認定される症状と獲得出来る慰謝料まとめ
 2級  ▶ 後遺障害等級2級で獲得出来る慰謝料と症状まとめ
 4級  ▶ 後遺障害4級に認定される症状と適切な等級を獲得する方法
 5級  ▶ 後遺障害等級5級を獲得できる症状と慰謝料を増額させる方法
 6級  ▶ 後遺障害等級6級に認定される症状と獲得できる慰謝料
 7級  ▶ 後遺障害等級7級の慰謝料と認定される症状まとめ
 8級  ▶ 後遺障害等級8級に認定される症状|慰謝料増額の方法まとめ
 9級  ▶ 後遺障害等級9級の慰謝料を100万円以上増額させる方法
 10級 ▶ 後遺障害等級10級となる症状と慰謝料の相場
 11級 ▶ 後遺障害等級11級の症状と正当な等級を獲得する手順
 12級 ▶ 後遺障害等級12級の適切な慰謝料を獲得する7つの知識
 13級 ▶ 後遺障害等級13級となる症状と獲得できる慰謝料の相場
 14級 ▶ 後遺障害14級の慰謝料の相場と慰謝料を増額させる方法

 

出典元一覧

日弁連交通事故相談センター
厚生労働省|障害等級表
自賠責保険・共済紛争処理機構

この記事を監修した法律事務所

Thum_umezawa
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

交通事故のトラブル解決の為に、何をどうすれば良いかわからない方へ


交通事故の9割は示談交渉で決着がつくと言われていますが、実際に自分が示談を進める際に出てくる交渉相手は、相手側保険会社の示談担当員です。

被害者自身やその家族が示談交渉に応じるのが一般的ですが、実際に何年も交通事故の示談交渉を続けてきたプロ相手に、実際の相場よりも低い金額で応じてしまい泣き寝入りをする方も多いのが実情です。

その結果、示談交渉では話し合いが進まず訴訟に発展するケースが増えています。2005年には6,035件だった訴訟件数が、2015年までの10年間で約3.24倍の19,559件に増加しているというデータがあります。

交通事故で被害に遭ったのは自分達の方なのに、適正な保障がされず、大きな後遺症が残った場合は今後の生活への不安も大きくなるでしょう。

もし、『できるだけ損をしたくない』『適正な保障をしてほしい』とお困りの方は、交通事故の問題に長年取り組んできた弁護士に相談してみましょう。

2015年現在、弁護士に依頼する割合は93.6%(訴訟時)という高い割合で利用されており、交通事故に関する専門知識もつ弁護士に相談することで、以下のメリットが望めます。

・保険会社との示談交渉を任せられる
・弁護士基準という慰謝料や示談金を増額できる基準が使える
・事故の過失を適正な割合で計算してくれる
・後遺障害(後遺症)の正しい等級を認定しやすくなる など

弁護士に依頼するのは費用がかかると思われるかもしれませんが、自動車保険の特約(弁護士費用特約)が付いていれば、弁護士費用は300万円まで保険会社が負担してくれます。

交通事故に関わる問題でお困りの事を、【交通事故を得意とする弁護士】に相談することで、有利な結果となる可能性が高まりますので、お一人で悩まず、まずは『無料相談』をご相談ください。

あなたのお悩みに、必ず役立つことをお約束します。

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編集部

本記事は交通事故弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※交通事故弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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