後遺障害等級第2級で獲得できる慰謝料の相場と増額方法

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後遺障害等級第2級で獲得できる慰謝料の相場と増額方法
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交通事故コラム
2018.2.14
後遺障害 弁護士監修記事

後遺障害等級第2級で獲得できる慰謝料の相場と増額方法

Columns191

後遺障害等級第2級は自力で日常生活を送ることも困難になる非常に重い後遺症です。そのため、後遺障害申請で2等級が認定された場合は、被害者に対して多額の慰謝料が支払われるでしょう。

 

この記事では、後遺障害等級第2級のが認定された際に請求できる慰謝料の相場と計算例をご紹介します。後遺障害2等級の慰謝料の目安を確認しておきたい場合に参考にしていただければ幸いです。

 

後遺障害の申請適切な等級の獲得には
弁護士との
被害者請求がオススメです

被害者請求とは自分で後遺障害の申請を行う方法ですが、保険会社が行う「事前認定」とは違い、以下のようなメリットがあります。

・後遺障害の認定がされやすい
・治療費の受け取りを前倒しできる
・慰謝料の増額が見込める
・過失割合の是正が見込める
・弁護士が面倒な手続きなどを代行してくれる

 
依頼するしないは別として、ご自身の場合、弁護士に依頼するとどのようなメリットがあるのかを具体的に相談してみることをオススメします。



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 【目次】
後遺障害等級第2級の慰謝料
後遺障害以外の慰謝料
後遺障害慰謝料以外の損害賠償費
後遺障害等級第2級に認定された場合の損害賠償額
後遺障害第2級の慰謝料を増額させるには
  後遺障害慰謝料を弁護士基準で計算
入通院慰謝料も弁護士基準で計算
適切な後遺障害認定を獲得する方法
弁護士に相談することをすすめします

 

後遺障害等級第2級の慰謝料

後遺障害で獲得できる慰謝料には「後遺障害慰謝料」と「入通院慰謝料」の2種類があり、さらに「自賠責保険基準」「任意保険基準」「弁護士基準」の3つの基準に分かれています。
 
この基準の中でもっとも低いのが自賠責保険基準で、もっとも高額となるのが弁護士基準となっています。
 

等級

自賠責基準

任意保険基準(目安)

弁護士基準

第1級

1,100万円

1,300万円

2,800万円

第2級

958万円

1,120万円

2,400万円

第3級

829万円

950万円

2,000万円

第4級

712万円

800万円

1,700万円

第5級

599万円

700万円

1,440万円

第6級

498万円

600万円

1,220万円

第7級

409万円

500万円

1,030万円

第8級

324万円

400万円

830万円

第9級

255万円

300万円

670万円

第10級

187万円

200万円

530万円

第11級

135万円

150万円

400万円

第12級

93万円

100万円

280万円

第13級

57万円

60万円

180万円

第14級

32万円

40万円

110万円

 

後遺障害以外の慰謝料

請求項目

内容と慰謝料の相場

 

入通院慰謝料

4,200円/日
【相場】
・通院1ヶ月につき10~20万円
・入院1ヶ月につき約30~50万円

 

後遺障害慰謝料

自賠責保険の後遺障害等級第2級では958万円

 
 

死亡慰謝料

一家の大黒柱:2,600~3,000万円
これに準ずる者(配偶者):2,300~2,600万円
それ以外の者:2,000~2,400万円

 
 

 

後遺障害慰謝料以外の損害賠償費

治療費関係費

治療費や入院費が該当

看護料

通院付添費:2050円/日

入通院慰謝料

4200円/日

入院雑費

1500円/日

通院交通費

通院に要した交通費など

その他

将来介護費・装具購入費・学費・家庭教師代など

休業損害

5700円/日

傷害慰謝料

入通院期間に基づいて算定(あまりにも入院などが長い場合)

逸失利益

後遺障害で失われたであろう利益
【逸失利益=基礎収入×労働能力喪失率×中間利息控除係数】

 

後遺障害等級第2級に認定された場合の損害賠償額

今回は、以下の方が交通事故で後遺障害になった場合を考えてみましょう。

25歳の会社員が交通事故に遭遇。
入院90日。通院日数200日間(実際は150日)
事故前の年収350万円
後遺障害等級2級に該当
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・入通院治療費・・・・・・500万円(想定)
・後遺障害慰謝料・・・・・958万円(自賠責基準)
・後遺障害診断書作成料・・1万5000円
・入通院慰謝料・・・・・・121万8000円
 1:入院期間+通院期間
 2:実通院日数(入院期間+実際に通院した日数)×2
 この2つの計算式を比べて日数が少ない方を採用。
 1:90 + 200 = 290
 2:240 × 2= 480
 = 290 × 4200 = 121万8000円
・付き添い看護料・・・・・30万7500円
 2050円 × 150日 = 30万7500円
・入院中雑貨・・・・・・・13万5000円(1500円 × 90日)
・休業損害・・・・・・・・87万5000円
 350万円 ÷ 12 =  29万円
 29万円 × 3ヶ月 =87万5000円
・逸失利益・・・・・・・・6098万1200円【逸失利益の計算例
・入通院交通費・・・・・・2万円(必要なバス・電車代など)
・衣料損害費・・・・・・・3万円(購入時の時価)

合計:78,296,700円

 

後遺障害第2級の慰謝料を増額させるには

幾つかの方法がありますので、ここでご紹介させていただきます。

後遺障害慰謝料を弁護士基準で計算

後遺障害慰謝料を弁護士基準で計算するだけで、慰謝料や損害賠償金は大幅にアップします。

表:基準別の後遺障害慰謝料(上:自賠責、下:弁護士)

第1級

第2級

第3級

第4級

第5級

第6級

第7級

1,100万円

958万円

829万円

712万円

599万円

498万円

409万円

2,800万円

2,370万円

1,990万円

1,670万円

1,400万円

1,180万円

1,000万円

第8級

第9級

第10級

第11級

第12級

第13級

第14級

324万円

245万円

187万円

135万円

93万円

57万円

32万円

830万円

690万円

550万円

420万円

290万円

180万円

110万円

 

・後遺障害慰謝料 958万円 → 2370万円

 

入通院慰謝料も弁護士基準で計算

表:通常の弁護士基準による入通院慰謝料の表(単位:万円)

 

入院

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

13月

14月

15月

通院

 

53

101

145

184

217

244

266

284

297

306

314

321

328

334

340

1月

28

77

122

162

199

228

252

274

191

303

311

318

325

332

336

342

2月

52

98

139

177

210

236

260

281

297

308

315

322

329

334

338

344

3月

73

115

154

188

218

244

267

287

302

312

319

326

331

336

340

346

4月

90

130

165

196

226

251

273

292

306

316

323

328

333

338

342

348

5月

105

141

173

204

233

257

278

296

310

320

325

330

335

340

344

350

6月

116

149

181

211

239

262

282

300

314

322

327

332

337

342

346

 

7月

124

157

188

217

244

266

286

304

316

324

329

334

339

344

 

 

8月

139

170

199

226

252

252

274

292

308

320

328

333

338

 

 

 

9月

139

170

199

226

252

274

292

308

320

328

333

338

 

 

 

 

10月

145

175

203

230

256

276

294

310

322

330

335

 

 

 

 

 

11月

150

179

207

234

258

278

296

312

324

332

 

 

 

 

 

 

12月

154

183

211

236

260

280

298

314

326

 

 

 

 

 

 

 

13月

158

187

213

232

262

282

300

316

 

 

 

 

 

 

 

 

14月

162

189

215

240

264

284

302

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15月

164

191

217

242

266

288

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
表:むち打ち症で他覚症状がない場合に適用される入通院慰謝料表(単位:万円)

 

入院

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

13月

14月

15月

通院

 

35

66

92

116

135

152

165

176

186

195

204

211

218

223

228

1月

19

52

83

106

128

145

160

171

182

190

199

206

212

219

224

229

2月

36

69

97

118

138

153

166

177

186

194

201

207

213

220

225

230

3月

53

83

109

128

146

159

172

181

190

196

202

208

214

221

226

231

4月

67

95

119

136

152

165

176

185

192

197

203

209

215

222

227

232

5月

79

105

127

142

158

169

180

187

193

198

204

210

216

223

228

233

6月

89

113

133

148

162

173

182

188

194

199

205

211

217

224

229

 

7月

97

119

139

152

166

175

183

189

195

200

206

212

218

225

 

 

8月

103

125

143

156

168

176

184

190

196

201

207

213

219

 

 

 

9月

109

129

147

158

169

177

185

191

197

202

208

214

 

 

 

 

10月

113

133

149

159

170

178

186

192

198

203

209

 

 

 

 

 

11月

117

135

150

160

171

179

187

193

199

204

 

 

 

 

 

 

12月

119

136

151

161

172

180

188

194

200

 

 

 

 

 

 

 

13月

120

137

152

162

173

181

189

195

 

 

 

 

 

 

 

 

14月

121

138

153

163

174

182

190

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15月

122

139

154

164

175

183

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
・入通院慰謝料 :121万8000円 → 217万円(152万円)

 

適切な後遺障害認定を獲得する方法

後遺障害の認定が却下されることなく、確実に獲得したのであれば、後遺障害等級の申請を「被害者請求」で行うことです。
 

被害者請求とは、交通事故にあった被害者自身が自分で後遺障害などの被害を請求する、自賠責保険のカギとなる請求方法です(自賠法16条)。保険会社に後遺障害等級などの手続きを任せる事前認定とは異なり、自らが動いて請求するので透明性が高く、等級に応じた自賠責限度額を保険会社との示談を待たずに先取りできるなどのメリットがあります。

 

後遺障害等級に認定で最も怖いのは、後遺障害等級が認められないことです。生涯にわたって就業の機会を奪われた挙句、後遺生涯としての要件が満たされないと、慰謝料などの請求自体ができなくなります。
 
こういった自体を避けるためにも、「交通事故の損害賠償を被害者請求で行うべき理由」を参考に、自ら勝ち取って頂ければと思います。
 

弁護士に相談することをすすめします

後遺障害の等級認定ももちろんですが、弁護士に依頼することで多くのメリットがあります。
 
・保険会社との有利な交渉
・示談の最適なタイミング
・固定症状までにやるべきこと
・面倒な書類作成 など
 
こういった実務を代わりに行ってくれるだけではなく、何よりも慰謝料などが100万円以上もアップするという事実があります。今回ご紹介した慰謝料の相場などはあくまで参考です。交通事故を得意とする弁護士であれば、裁判で億単位の賠償金を勝ち取ることもできますので、一度検討されることをおすすめいたします。
 

後遺障害の申請適切な等級の獲得には
弁護士との
被害者請求がオススメです

被害者請求とは自分で後遺障害の申請を行う方法ですが、保険会社が行う「事前認定」とは違い、以下のようなメリットがあります。

・後遺障害の認定がされやすい
・治療費の受け取りを前倒しできる
・慰謝料の増額が見込める
・過失割合の是正が見込める
・弁護士が面倒な手続きなどを代行してくれる

 
依頼するしないは別として、ご自身の場合、弁護士に依頼するとどのようなメリットがあるのかを具体的に相談してみることをオススメします。



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この記事を監修した法律事務所

Thum_umezawa
プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

交通事故のトラブル解決の為に、何をどうすれば良いかわからない方へ


交通事故の9割は示談交渉で決着がつくと言われていますが、実際に自分が示談を進める際に出てくる交渉相手は、相手側保険会社の示談担当員です。

被害者自身やその家族が示談交渉に応じるのが一般的ですが、実際に何年も交通事故の示談交渉を続けてきたプロ相手に、実際の相場よりも低い金額で応じてしまい泣き寝入りをする方も多いのが実情です。

その結果、示談交渉では話し合いが進まず訴訟に発展するケースが増えています。2005年には6,035件だった訴訟件数が、2015年までの10年間で約3.24倍の19,559件に増加しているというデータがあります。

交通事故で被害に遭ったのは自分達の方なのに、適正な保障がされず、大きな後遺症が残った場合は今後の生活への不安も大きくなるでしょう。

もし、『できるだけ損をしたくない』『適正な保障をしてほしい』とお困りの方は、交通事故の問題に長年取り組んできた弁護士に相談してみましょう。

2015年現在、弁護士に依頼する割合は93.6%(訴訟時)という高い割合で利用されており、交通事故に関する専門知識もつ弁護士に相談することで、以下のメリットが望めます。

・保険会社との示談交渉を任せられる
・弁護士基準という慰謝料や示談金を増額できる基準が使える
・事故の過失を適正な割合で計算してくれる
・後遺障害(後遺症)の正しい等級を認定しやすくなる など

弁護士に依頼するのは費用がかかると思われるかもしれませんが、自動車保険の特約(弁護士費用特約)が付いていれば、弁護士費用は300万円まで保険会社が負担してくれます。

交通事故に関わる問題でお困りの事を、【交通事故を得意とする弁護士】に相談することで、有利な結果となる可能性が高まりますので、お一人で悩まず、まずは『無料相談』をご相談ください。

あなたのお悩みに、必ず役立つことをお約束します。

編集部

本記事は交通事故弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※交通事故弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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