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【交通事故の慰謝料】通院を6ヶ月した場合の相場は?
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2018.7.11
慰謝料 弁護士監修記事

【交通事故の慰謝料】通院を6ヶ月した場合の相場は?

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交通事故の治療で、6ヶ月間も通院が必要になれば、それは重症といえるでしょう。この場合、請求できる慰謝料の金額も比較的高額となります。

 

ただ、交通事故の慰謝料は、算出方法や事故対応の仕方によって、金額が大きく変わってきます。何も知らずに保険会社から提示された慰謝料の金額をうのみにして示談してしまうと、本来なら請求できたはずの慰謝料をもらい損ねてしまう恐れもあります。

 

この記事では、交通事故被害で6ヶ月間の通院をした場合の、慰謝料相場をご紹介します。また、慰謝料の算出方法や増額ポイントの解説もしていますので、慰謝料請求の予備知識として参考にしてみてください。

 

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交通事故で通院を6ヶ月した場合の慰謝料相場

交通事故で通院を6ヶ月間(1ヶ月の通院日数は10日)継続した場合の通院慰謝料の相場額は以下の表の通りです(3つの基準に関する詳細は下記に解説あり)。

 

通院を6ヶ月間した際の慰謝料相場

自賠責基準

50万4,000円

任意保険基準

64万2,000円

弁護士基準

116(79)万円※

※弁護士基準の()の慰謝料は、むちうちなど他覚症状のない負傷の相場額

 

なお、慰謝料とは治療費や車の修理代など数ある損害賠償の一部なので、『保険金の金額=慰謝料の金額』ではありません。もし交通事故の損害賠償もすべて確認したい場合には、以下の記事も併せてご覧ください。

 

 

交通事故による入通院慰謝料の算出方法

次に交通事故の慰謝料を算出する3つの基準について解説していきます。

 

自賠責基準の入通院慰謝料

賠責基準は被害者救済の観点から最低限度の補償として法律が定めたものです。したがって金額も最低限度の水準に抑えられています。

 

自賠責保険の入通院慰謝料は、以下2種類の計算方法で金額が少ない方の計算式によって求められます。

 

  1. 『4,200円』×『通院期間(病院に通っていた期間)』
  2. 『4,200円』×『通院日数(病院に通った日数)』×『2』

 

例えば、月10日の通院を3ヶ月間継続した場合だと、

①の式は75万6,000円

②の式は50万4,000円になるので、

金額が少ない②の計算式が適用されて、

通院慰謝料は50万4,000円ということになります。

 

任意保険基準の入通院慰謝料

加害者が加入している任意保険会社の担当とやり取りをする場合、相手からの最初の提案は任意保険基準に従って計算されている場合が多いと思われます。

 

保険会社によって基準の内容は変わってくるため、あくまで目安になってしまいますが、以下表が任意保険基準の大体の相場であるといわれています。

 

<任意保険基準の入通院慰謝料の相場>

 

入院

1ヶ月

2ヶ月

3ヶ月

4ヶ月

5ヶ月

6ヶ月

7ヶ月

8ヶ月

9ヶ月

10ヶ月

通院

25.2

50.4

75.6

95.8

113.4

113.4

128.6

141.2

152.4

162.6

170.2

1ヶ月

12.6

37.8

63.0

85.6

104.7

120.9

134.9

147.4

157.6

167.6

173.9

2ヶ月

25.2

50.4

73.0

94.6

112.2

127.2

141.2

152.5

162.6

171.4

176.4

3ヶ月

37.8

60.4

82.0

102.0

118.5

133.5

146.3

157.6

166.4

173.9

178.9

4か月

47.8

69.4

89.4

108.4

124.8

138.6

151.3

161.3

168.9

176.4

181.4

5ヶ月

56.8

76.8

95.8

114.6

129.9

143.6

155.1

163.8

171.4

178.9

183.9

6ヶ月

64.2

83.2

102.0

119.8

134.9

147.4

157.6

166.3

173.9

181.4

185.4

7ヶ月

70.6

89.4

107.2

124.3

136.7

149.9

160.1

168.8

176.4

183.9

188.9

8ヶ月

76.8

94.6

112.2

128.6

141.2

152.4

162.6

171.3

178.9

186.4

191.4

9ヶ月

82.0

99.6

116.0

131.1

143.7

154.9

165.1

173.8

181.4

188.9

193.9

10ヶ月

87.0

103.4

118.5

133.6

146.2

157.4

167.6

176.3

183.9

191.4

196.4

 

弁護士基準の入通院慰謝料

弁護士基準とは、過去の判例(裁判結果)を基に慰謝料を算出する基準です。弁護士に慰謝料請求を依頼した場合はこの基準で慰謝料額を算定してもらうのが一般的です。

 

弁護士基準では、むちうちのような他覚症状(他者から見て負傷がわかる状態)のない負傷で通院していた場合には、慰謝料の金額が少し変わってきます。弁護士基準の通院慰謝料の相場額は以下の通りです。

 

<弁護士基準の入通院慰謝料の相場>

 

入院

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

13月

14月

15月

通院

 

53

101

145

184

217

244

266

284

297

306

314

321

328

334

340

1月

28

77

122

162

199

228

252

274

191

303

311

318

325

332

336

342

2月

52

98

139

177

210

236

260

281

297

308

315

322

329

334

338

344

3月

73

115

154

188

218

244

267

287

302

312

319

326

331

336

340

346

4月

90

130

165

196

226

251

273

292

306

316

323

328

333

338

342

348

5月

105

141

173

204

233

257

278

296

310

320

325

330

335

340

344

350

6月

116

149

181

211

239

262

282

300

314

322

327

332

337

342

346

 

7月

124

157

188

217

244

266

286

304

316

324

329

334

339

344

 

 

8月

139

170

199

226

252

252

274

292

308

320

328

333

338

 

 

 

9月

139

170

199

226

252

274

292

308

320

328

333

338

 

 

 

 

10月

145

175

203

230

256

276

294

310

322

330

335

 

 

 

 

 

11月

150

179

207

234

258

278

296

312

324

332

 

 

 

 

 

 

12月

154

183

211

236

260

280

298

314

326

 

 

 

 

 

 

 

13月

158

187

213

232

262

282

300

316

 

 

 

 

 

 

 

 

14月

162

189

215

240

264

284

302

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15月

164

191

217

242

266

288

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<弁護士基準(他覚症状なし)の入通院慰謝料の相場>

 

入院

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

13月

14月

15月

通院

 

35

66

92

116

135

152

165

176

186

195

204

211

218

223

228

1月

19

52

83

106

128

145

160

171

182

190

199

206

212

219

224

229

2月

36

69

97

118

138

153

166

177

186

194

201

207

213

220

225

230

3月

53

83

109

128

146

159

172

181

190

196

202

208

214

221

226

231

4月

67

95

119

136

152

165

176

185

192

197

203

209

215

222

227

232

5月

79

105

127

142

158

169

180

187

193

198

204

210

216

223

228

233

6月

89

113

133

148

162

173

182

188

194

199

205

211

217

224

229

 

7月

97

119

139

152

166

175

183

189

195

200

206

212

218

225

 

 

8月

103

125

143

156

168

176

184

190

196

201

207

213

219

 

 

 

9月

109

129

147

158

169

177

185

191

197

202

208

214

 

 

 

 

10月

113

133

149

159

170

178

186

192

198

203

209

 

 

 

 

 

11月

117

135

150

160

171

179

187

193

199

204

 

 

 

 

 

 

12月

119

136

151

161

172

180

188

194

200

 

 

 

 

 

 

 

13月

120

137

152

162

173

181

189

195

 

 

 

 

 

 

 

 

14月

121

138

153

163

174

182

190

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15月

122

139

154

164

175

183

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後遺症を負った場合は遺障害慰謝料も請求できる

交通事故被害の通院を、症状固定(これ以上の回復見込みがない状態)の診断により終えた場合、自賠責保険会社に申請して後遺障害認定を受ければ、入通院慰謝料だけでなく後遺障害慰謝料の請求も可能です。

 

後遺障害慰謝料は後遺症の等級(度合い)と3つの算出基準によって決まります。後遺障害慰謝料の相場額は以下のとおりです。

 

等級

自賠責基準

任意基準(推定)

弁護士基準

第1級

1,100万円

1,600万円

2,800万円

第2級

958万円

1,300万円

2,370万円

第3級

829万円

1,100万円

1,990万円

第4級

712万円

900万円

1,670万円

第5級

599万円

750万円

1,400万円

第6級

498万円

600万円

1,180万円

第7級

409万円

500万円

1,000万円

第8級

324万円

400万円

830万円

第9級

255万円

300万円

690万円

第10級

187万円

200万円

550万円

第11級

135万円

150万円

420万円

第12級

93万円

100万円

290万円

第13級

57万円

60万円

180万円

第14級

32万円

40万円

110万円

 

交通事故の慰謝料を増額するポイント

最後に交通事故の慰謝料を増額するポイントを2つご紹介します。

 

弁護士に依頼して弁護士基準で請求する

交通事故の慰謝料は、弁護士基準での請求がもっとも高額です。もちろん弁護士を雇う費用は必要になりますが、通院期間が半年以上長引いたり、後遺症が残ったりするような被害が重い状態であれば、弁護士費用よりも弁護士基準の増額分が大きくなり収支がプラスになる可能性が高いでしょう。

 

だから、保険会社から提示された条件ですぐ示談を受け入れるのではなく、事前に弁護士に相談をして、増額できる損害賠償の見積もりを出してもらい、それから弁護士を雇うかどうかを判断するとよいでしょう。

 

なお、ご自身か同居している家族の任意保険に弁護士費用特約が付属している場合には、保険会社から弁護士費用を負担してもらえます。もし弁護士費用特約を活用できるのであれば、弁護士への依頼を積極的に検討されることをおすすめします。

 

後遺障害申請は被害者請求で行う

後遺障害申請には、保険会社に手続きを任せる『事前認定』と、被害者自身が手続きを進める『被害者請求』の2種類の方法がありますが、被害者請求を弁護士に依頼する申請方法の方が後遺障害の認定率が高いとは言われています。しかし、それでも認定されるのは容易ではありません

 

後遺障害申請の手続きには法律の知識が必要になる場面もあります。しかし、診断書を作成してくれる医師や保険会社の担当者は、法律のプロではありません。手続きを任せきりにすると、申請内容の不備に気がつけない場合があるので、事前認定での申請はなるべく避けた方がよいでしょう。

 

後遺障害は等級が1つ変わるだけで、損害賠償の総額が100万円以上変わってくる場合があります。適正な後遺障害認定を受けることは交通事故の損害賠償請求において重要です。ですので、医師から後遺症の診断を受けた場合にも、弁護士への依頼を検討されることを強くおすすめします。

 

まとめ

交通事故で通院を6ヶ月した場合の通院慰謝料の相場は以下のとおりです。

 

  • 自賠責基準:50万4,000円
  • 任意保険基準:64万2,000円
  • 弁護士基準:116(79)万円

 

基本的に交通事故の慰謝料請求はやり直しができません。この記事で紹介した慰謝料の相場額よりも、提示された慰謝料が極端に少ない場合には、示談にすぐ応じずに弁護士に相談をして慎重に対応していきましょう。

 

交通事故の慰謝料は弁護士が交渉する事で増額する可能性があります


慰謝料には弁護士基準というものがあり、示談交渉に弁護士が介入することで慰謝料額が大幅に増額する可能性があります。一般の方が加害者側に弁護士基準の請求をしても、根拠を示すのが難しく、なかなか聞き入れてくれないというのが現状です。そのため、増額請求には弁護士への依頼がおすすめです。



まずは、弁護士への依頼でどれくらいの増額が見込めるのか、相談されることをおすすめします。

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この記事を監修した法律事務所

Thum_umezawa
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

交通事故のトラブル解決の為に、何をどうすれば良いかわからない方へ


交通事故の9割は示談交渉で決着がつくと言われていますが、実際に自分が示談を進める際に出てくる交渉相手は、相手側保険会社の示談担当員です。

被害者自身やその家族が示談交渉に応じるのが一般的ですが、実際に何年も交通事故の示談交渉を続けてきたプロ相手に、実際の相場よりも低い金額で応じてしまい泣き寝入りをする方も多いのが実情です。

その結果、示談交渉では話し合いが進まず訴訟に発展するケースが増えています。2005年には6,035件だった訴訟件数が、2015年までの10年間で約3.24倍の19,559件に増加しているというデータがあります。

交通事故で被害に遭ったのは自分達の方なのに、適正な保障がされず、大きな後遺症が残った場合は今後の生活への不安も大きくなるでしょう。

もし、『できるだけ損をしたくない』『適正な保障をしてほしい』とお困りの方は、交通事故の問題に長年取り組んできた弁護士に相談してみましょう。

2015年現在、弁護士に依頼する割合は93.6%(訴訟時)という高い割合で利用されており、交通事故に関する専門知識もつ弁護士に相談することで、以下のメリットが望めます。

・保険会社との示談交渉を任せられる
・弁護士基準という慰謝料や示談金を増額できる基準が使える
・事故の過失を適正な割合で計算してくれる
・後遺障害(後遺症)の正しい等級を認定しやすくなる など

弁護士に依頼するのは費用がかかると思われるかもしれませんが、自動車保険の特約(弁護士費用特約)が付いていれば、弁護士費用は300万円まで保険会社が負担してくれます。

交通事故に関わる問題でお困りの事を、【交通事故を得意とする弁護士】に相談することで、有利な結果となる可能性が高まりますので、お一人で悩まず、まずは『無料相談』をご相談ください。

あなたのお悩みに、必ず役立つことをお約束します。

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編集部

本記事は交通事故弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※交通事故弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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